Knokke-Heist
ブリュッセルから北へ、ベルギーのビーチに行った。
春。Orchid胡蝶蘭やVioletスミレの季節。
駅からビーチにかけて長く続くショッピングストリート。海岸線に垂直方向に2本のまっすぐなメインショッピングストリートが伸びている。軽井沢のようなブティックとギャラリーの並ぶ高級ショッピング街。全長12キロメートルの砂丘と街に数か所点在する大きな公園が有名。
あきらかに季節外れ。
春のビーチでは、人をみているだけでおもしろい。
海岸線沿いはもちろんホテル。伊豆でも日南海岸と同じようなアーバンプランニング。
海?空?砂?波が押し寄せるたびにラインが手前にきたり奥へ消えたり。
ビーチのまわり。
ギター片手に靴をぬいだ流離人。かっこよす。
12キロメートルのロングビーチならぬロングベンチ。
ハウスコレクション。
サブアーバンであるほど生活はゆたか。同じ形、色の家は2つとしてない。よくもまあこれほどパターンが豊富なのか。
屋根の色、素材、建物高さを統一すればいいのだから、あとは建築家と施主のファサード好み。H&MやZARAのように自分にあった服を毎期のコレクションから選べばいいのだ。
グリッドプランの住宅街も、地形、近隣住居のデザインの多様性に富んでいれば、街全体の景観は調和しかつ生活感豊かに見える。
物干しもキュート。ユトレヒトのシュレイダー邸近辺のように公園や住宅街が広がる。土地割はおそらくどこの家もほぼ同じ大きさ。庭の中に家が建っているものもある。ブリュッセル中心では洗濯物を干している姿を道からみることはできなかった。郵便ポストも牛乳ボックスも各家でそれぞれのデザイン。