日曜日

家に着いたらブログを更新しようと決意したのに、夜6時に家着くなりにベッドでダウンしてしまった。
ストレス感じていないようでどこかでたまっていたのだろうか。久しぶりに12時間ぶっ通しで寝ていた。朝起きて2日連続のスープを飲んでいる。ご飯は大半自炊である。家には包丁がなく、鍋1つ、ざる一つ、電子コンロと流ししかない。実家では肉と野菜の生活だったのが、ワッフル一食はきびしい。そこでスーパーでサラダパック(2人前用)を買い、あと鮭やチキン(人前用からしかない)を買って、塩コショウふって鍋に入れて水をいれる。いたって簡単かつヘルシー。1日目は野菜と肉をメインに食べ、2日目以降は朝はスープ、夜はケチャップをいれるとトマトスープに、牛乳入れるとクリームシチューになる。醤油をいれてもいいが、東京ではキッコーマンの特選に慣れていたためにこちらのアルコールが多い醤油は醤油ではない。
久しぶりに魚を食して、日本食は最高である。なぜなら、味の5感(sour, salty, sweet, bitter, fat)にUmamiが入っているのだから!


昨日はブリュッセル市内をトラムなしで散歩。地図持たなかったら、ヴィクトールオルタ自邸に進んだはずなのに、なぜか王宮についていた。表参道や自由が丘の雰囲気があり、有閑マダムが日曜の昼をダーリンと過ごすスポットらしい。ロワイヤルの国だから900ユーロもするセーターを扱うブティック、王室御用達の食器屋、お茶屋、本屋があった。庶民の店より少し高級感があったが、日本人だと相手にしてくれる。お茶屋さんでチョコレート風味のお茶とお茶キット買った。店長さんはチョコ風味の緑茶を進めてきたが、ミルクや砂糖と相性が悪そうなので却下。旬なお茶、中国のバラ茶もみせてくれた。あとは本屋めぐり。王立美術館内の本屋でオルタ写真全集を購読するか悩み、「悩む=興味なし」としてパスした。中央駅付近のマンガ屋さんでもタンタンを立ち読み、オールドイングランド百貨店(現楽器博物館)のエントランスをちらみなど、ブリュッセル東側を満喫した。
ブリュッセル中央駅はオルタの遺作。線路を地下に埋め込んだ計画、1937年にしてはすごく画期的なのではないか?そのころは日本は地下道がやっとですよ。またもやカメラを忘れて取れない。1947年死後はブルンファウト(?)が引き継いで52年に完成。駅に15年もかけたのか、と感動。オルタは楽器博物館のように19世紀末は鉄とガラスのアールヌヴォーだったのに、これはオーダーなど古典主義的な造形要素を微妙に変形させながら用いるマニエリスム的な手法、とアールデコ的な幾何学的装飾が特徴となっている。駅に興味のある人はベルギーの駅舎がおすすめ。


戦利品。左からどこかのソーホー内のポストカード、きれいな装丁のノート、マグリッドの絵が表紙のノート、チョコ紅茶、茶包、茶こし。ヨーロッパ、ノート高ければ、どうせならおしゃれなのを買おうかと。